京都市内の街路は、南北と東西の通りが「碁盤の目」のように規則正しく並んでいます。
複雑な小道や坂道も多いですが、真っ直ぐに伸びる広い道を自転車で走ると気持ちが良くて、とてもおすすめです。
今回はサイクリングにおすすめな道、「御池通り(おいけどおり)」をご紹介します。
御池通りの場所
御池通りは、東の鴨川(川端御池)から西の太秦天神川に至るまでの約5kmの通りで、京都市の中心部を通る主要な幹線道路でもあります。
その中でも、川端通りから堀川通りに至るまでの通りは、京都市のシンボルロードともなっている、メインストリートです。
祇園祭の経路でもあるため、山鉾が通る時は大賑わいの場所です。
幅6メートルの広々とした歩道は、自転車歩行者道が設けられています。
さらに、歩道の横には幅4.5メートルの植栽帯にケヤキ並木があり、道を美しい緑で彩っています。
今回は、西側の堀川通りから走り始めました。
「四季の花ストリート」という事業も行っているようで、街路樹だけでなく季節の花々を楽しむこともできます。
写真右の花はムクゲかフヨウかどっちだろうと調べたところ、
・ムクゲ…花は雄しべが真っ直ぐに伸びていて、葉は卵形~卵状菱形
・フヨウ…雄しべの先端が5本に分かれ曲がっていて、葉は掌状(五角形)
という見分け方があったので、おそらくフヨウでしょう。
ゆっくりと通過する黒猫もいました。
新町通りには、以前、記事で紹介した「山田製油」の直営店「ゴマクロサロン」がありました。
このお店のごま料理も美味しいと評判なので、近いうちに行きたいです。
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御池通りに面したテラス席。通りに自然が溢れているので、路面店でもゆったりと過ごすことができそうですね。
よく晴れた日にサイクリングすると、向かい風が心地いいです。
烏丸通り~河原町通りに来ると一気に人が増えるので、徐行で通過しましょう。
御池通りは夏場の緑もきれいですが、紅葉の季節にサイクリングするのもおすすめですよ。
川端御池まで到着したら、鴨川沿いを走ってみてはいかがでしょうか?
おわりに
今回は、御池通りについてご紹介しました。
ちなみに、Googleストリートビューで御池通りを見てみると、祇園祭の山鉾が巡回している様子を見ることができて面白いですよ。
京都でサイクリングをするなら、ぜひ御池通りを通ってみてくださいね。
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