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【京都のお店】「喫茶 萩」街角に佇む、レンガ建築のコーヒー&ハンバーガーショップ【右京区 太秦】

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京都のお店
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京都市右京区の太秦にある「喫茶 萩」(きっさ はぎ)。
こだわりや歴史を感じるレンガ建築が特徴的な、コーヒー&ハンバーガーショップです。

サイフォン式で淹れた自家製コーヒーや、バンズからパティ、サラダのドレッシングに至るまでのすべてを手作りしているオリジナルハンバーガー。
長い歴史の積み重なりと、お店への愛情が溢れる「萩」の魅力について詳しくご紹介します。

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「喫茶 萩」の場所・外観

喫茶萩は、「大映通り商店街」(通称:キネマストリート)という映画の撮影地として有名な太秦にあります。
「大映太秦映画村」からも近く、映画のセットのような街並みが広がっています。

こちらが萩の外観。

全面に積み重ねられた赤茶色の不揃いなレンガと、アーチ型の窓や扉が魅力的です。
街角の「角」の形状を活かした建築で、存在感のある佇まい。

入口にはメニュー表が置かれています。

「喫茶 萩」の店内の雰囲気

喫茶萩の店内は、まるで映画の世界に入り込んだかのようなレトロで心地よい空間が広がっています。

カウンターをぐるりと囲むU字型の座席と、出窓に面したテーブル席が一つ。
一人でのんびりと過ごすことにも、複数人での会話を楽しむことにもぴったりなお店です。

お店の歴史とともに歩んできた、飴色のテーブルや椅子。

日本ではあまり見かけない、アーチ型の大きな窓。

壁に掛けられた大きな木製のメニューや、年季の入った家具。
京都の時代劇の俳優をはじめ、有名人のサインがたくさん飾られていました。

映画関係者の方にとって馴染みのある土地であることや、芸能のご利益で有名な「車折神社」がすぐ近くにあることからも、多くの芸能人が訪れているようでした。
個人的に大好きな、おいでやす小田さんのサインがあったので嬉しかったです。

エントランスの玄関マットまで、萩のオリジナル。
萩の特徴であるレンガとハンバーガーがデザインされています。

「喫茶 萩」のフード&ドリンクメニュー

喫茶 萩のフード&ドリンクメニューは、以下の通りです。

看板メニューはハンバーガーと、サイフォン式で淹れるオリジナルコーヒー。
他にも、サンドイッチやサラダ、スイーツなど、軽食やデザートの種類が豊富に揃っていました。
朝11時までのモーニングや、ランチセットもあります。

自家焙煎のコーヒー豆や、コーヒーチケットの購入も可能です。

「喫茶 萩」のメニューを実食

今回は、自家製のコーヒーとハンバーガーセット、ランチセットを注文しました。

サイフォン式のコーヒーメーカーを使って丁寧に淹れられたオリジナルコーヒーが楽しめます。
丸いフラスコにコーヒーが溜まっていく様子は科学の実験のようで、眺めているとワクワクしてしまいました。

コーヒー豆の風味や香りを最大限に引き出した、深いコクと豊かな味わい。
萩のオリジナルマグカップのデザインも素敵です。

こちらがハンバーガーセット。ワンプレートで、ポテトとサラダが付いています。
手作りのパティとバンズにこだわった、ジューシーなハンバーガー。
サラダに掛かった特製ドレッシングとスパイスも食欲をそそられました。

こちらがランチセット。トースト、イタリアンスパゲッティ、サラダのセットです。
スパゲッティの具材がボリューミーで、大満足の一品でした。

「喫茶 萩」のおすすめポイント:お店の歴史と愛情が垣間見える建築の裏話

喫茶 萩の最大の魅力の一つはやはり、建築物としての美しさ。
店内には古き良きインテリアが施されていて、懐かしい雰囲気が漂っています。

木材やレンガを組み合わせて造られた天井は、窯のようなユニークな形状です。

萩の建築に使われているレンガは、一つひとつが異なる形状で、普通の平らなレンガではありません。
これはなんと、萩の建設当時、職人さんがすべてのレンガを一個ずつ手割りして作ったものだとか。

レンガの風合いや質感を活かすために行われた独自の工夫です。
萩のママさんに建築当時のことを伺ったところ、レンガをひたすら割っていた職人さんが「腱鞘炎になりそう」と笑い話をしていたくらい、一生懸命に作業してくれたということでした。

萩の建物をよく見てみると、天井にも窓にも、至るところに職人さんの手仕事の痕跡が感じられます。
これらの細かいこだわりの積み重ねが、萩の建物に温かみと個性を与えているのですね。

テーブル席の近くには、萩がここへ移築する前にあった旧店舗の絵が掛かっています。
かつて南区の吉祥院にあった萩は、40年以上前から続いていたのだとか。

オーナーさんとママさんが、他愛ない会話をしている姿にも癒されました。
お二人にこのお店の歴史について伺うと笑顔で優しく対応してくださり、お店のことをお話ししている姿からは、萩を誇りに思っている気持ちが伝わってきました。

おわりに

今回は、「喫茶 萩」についてご紹介しました。
映画の世界に迷い込んだようなレンガ建築の雰囲気と、自家製コーヒーや手づくりのフードメニュー。
太秦の歴史的な風情が漂う場所に佇む、コーヒー&ハンバーガーショップです。

著名人のサインがたくさん飾られていることからも、長い間、人々に愛され続けているお店なのだということが伝わりました。
心地よい時間が過ごせる「萩」に、ぜひ足を運んでみてくださいね。

名称    喫茶 萩(きっさ はぎ)       
住所    〒616-8167 京都府京都市右京区太秦多藪町15−24 堀ビル
電話番号   075-861-9244
営業時間  9時00分~16時30分 
定休日   無休




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