京都市中京区にある「ウサギノネドコ」は、「自然の造形物」を扱うお店です。
「ヤド」「ミセ」「カフェ」が複合していて、「ミセ」では鉱物や植物、そしてウニの骨などの標本が展示販売されています。
「ウサギノネドコ」(ミセ)の外観
御池通りに面するウサギノネドコは、町家風の趣きがある建物です。
そして、右隣にある建物の一階が「カフェ」、二階が「ヤド」となっています。
店外のディスプレイにも、鉱物や動植物の標本が並んでいました。
まるでファンタジーの世界のように、カラフルな石が標本になっています。
「ウサギノネドコ」(ミセ)の店内の様子
木造建築の店内は、どこか懐かしさを感じる雰囲気です。
外から注ぐ自然光と、店内の優しい照明で、とても居心地の良い空間でした。
標本だけでなく、鉱物や動植物に関係する本やポストカード、アクセサリーなども販売されています。
「ウサギノネドコ」(ミセ)の見所をご紹介
1.「自然」にまつわる魅力的な展示会
動物や植物、鉱物や菌類など、自然にまつわるイベントが開催されています。
今回訪れた際には、「石と色展」という、鉱物の色に着目した展示会が行われていました。
色とりどりの鉱物がきれいに並んでいて、思わず見入ってしまいます。
自然に造られたのにこれほど鮮やかな色になるのだと、不思議な気持ちになりました。
鉱物をモチーフにした絵のポスターやポストカードも販売されていました。
2.オリジナル製品の「標本プロダクツ」
ウサギノネドコの人気商品である、植物の美を宿した立体図鑑「Sola cube」。
透明なアクリルの中に、本物の植物の種や実、花などが閉じ込められています。
店外のディスプレイにも、Sola cubeが並んでいました。
たんぽぽの綿毛のSola cubeはとても有名なので、見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
様々な種類の美しい花や種子がクリアキューブの中に閉じ込められていて、無機物と有機物のコントラストが魅力的。
お店の欄間にも、Sola cubeが市松模様のように並んでいます。
和風の建築との相性も良く、インテリアにぴったりな製品ですね。
3.ウニの骨格標本を、光に照らして観察できる
ウサギノネドコで有名な製品といえば、Sola cubeと「ウニ」の骨。
海にいるトゲトゲしたウニの骨は、予想外に丸くて美しい形でした。
店の奥側にあるウニのコーナーでは、様々な種類のウニの骨格が飾られています。
中心にはライトが置いてあり、ウニの骨をそこへ重ねてみると、まるでランプシェードのようになりました。
ウニの種類によっても模様や形、光り方が異なっていて、とても面白いです。
草間彌生さんのカボチャのオブジェのようでした。
4.不思議な鉱物に触れることも、購入も可能
ウサギノネドコに飾られている鉱物は、なんと触れることも購入も可能。
お気に入りの一品に出会えたら、そのままお持ち帰りもできますよ。
ウサギノネドコで見かけた、ユニークで美しい鉱物をいくつか紹介します。
まるで風景がそのまま石に閉じ込められたかのような、ガーデンクォーツ。
白くて丸い、珪乳石(けいにゅうせき)。
持ち心地の良さそうな見た目で、手に持つとリラックスできそうです。
飴玉のような見た目の、ゴビアゲートと蛍石。食べてみたくなります。
深い青色が美しい、ラピスラズリ。
ジブリが好きな方なら、なじみのある石ではないでしょうか?
5.その他
上記で紹介した製品以外にも、魅力的なものがたくさんあります。
こちらはSola cubeではなく、ガラスに植物を封入した美しい作品。
植物をガラスに挟んで焼成し、真っ白な灰として植物の形が残っているそうです。
そしてこちらは、棚の上の方にあった不思議な卵。
ロビンという鳥の卵が青いと聞いたことはありますが、林檎くらいの大きさの卵でした。何の鳥の卵なのでしょうか?
レジ前では、ASMRの動画で人気の「こうぶつヲカシ」という琥珀糖や、鉱物を照らす紫外線ライトなども販売されていました。
「ウサギノネドコ」の場所・アクセス
名称 ウサギノネドコ (ミセ)
住所 〒604-8432 京都府京都市中京区西ノ京南原町37
電話番号 075-366-8933
営業時間 11時00分~18時30分
定休日 木曜日
公式サイト https://usaginonedoko.net/
おわりに
ハイセンスでユニークなお店、ウサギノネドコ。いかがでしたでしょうか?
珍しい品々が揃っていて、どれも欲しくなってしまいます。
鉱物や植物に興味がある方や、一風変わった京都観光をしたい方は、ぜひ一度行ってみてくださいね。
今度はウサギノネドコのカフェで、鉱物スイーツを食べてみたいです。
コメント
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