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【京都の旅】日本猿の楽園「嵐山モンキーパークいわたやま」の見所をご紹介

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フォトスポット
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京都の嵐山にある「嵐山モンキーパークいわたやま」には、たくさんの日本猿が暮らしています。

その数はなんと、約120頭。

春先から夏にかけては、生まれたばかりの可愛い子猿が元気に走り回る姿も見られます。

今回は、嵐山モンキーパークの猿たちに会いにいってきました。

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「嵐山モンキーパークいわたやま」の場所

嵐山モンキーパークは、嵐山にある岩田山(標高160m)の山頂に位置しています。

渡月橋を南へ渡り、さらに桂川沿いの渡月小橋を渡ったすぐ右側に、モンキーパークの看板が見えます。

ちなみに、千鳥の「相席食堂」という番組で、吉本新喜劇の珠代姉さんがロケをして話題になっていました!

モンキーパークに行くには、櫟谷宗像神社(いちたにむなかた)の境内を通ります。

落ち着いた雰囲気の神社です。そっと通らせていただきました。

「嵐山モンキーパークいわたやま」の受付・注意点

神社を通って階段を上がると、受付窓口があります。

入園料は大人550円、子ども250円です。(現金のみ可)

山道は整備されているので歩きやすいのですが、個人的な体感としては、ハイキングというよりも登山に近い疲労感でした。

革靴やヒールを履いている方は、受付でレンタルシューズを借りることをおすすめします。

私が行った時には、ボートの割引券が置かれていたので頂戴しました。

そして、入口すぐ左側に自販機が設置されていますので、ぜひとも水分を確保してください。

ちなみに、受付ではお猿グッズなどのお土産も購入できます。

「嵐山モンキーパークいわたやま」の登山道の様子

入口から猿のいる山頂までは、およそ20分ほど掛かります。

高い木々に囲まれた、自然の豊かな山道です。

道中は木陰が多いので、暑い時期でも涼しく感じます。

階段と勾配のある坂道が続き、運動不足の身体にはこたえました…。

各所にベンチが設置されているので、休憩を挟みつつ登ります。

ところどころにお猿に関するクイズや豆知識の書かれた看板が設置されていて、お猿への期待が高まります。

そして有難いことに、山頂付近には送風機が設置されていたので、爽やかな風でリフレッシュできました。

「嵐山モンキーパークいわたやま」の猿たちの様子

山頂に着くと、長いすべり台が設置された遊び場があります。

そこからさらに階段を上がり、ようやく猿たちに会うことができました。

てっきり柵越しに見られるのかと思っていましたが、まさかのゼロ距離でした。

人間の存在に慣れているようで、リラックスしています。

想像以上にたくさんの猿がいて、老いも若きも、自由にのびのびと過ごしています。

春から夏にかけてはお猿のベビーシーズンということで、小さくて可愛い子猿が走り回っていました。

2021年には、赤ちゃんの猿が8頭、誕生したとのことです。

モンキーパークのスタッフさんはたくさんいるお猿を一匹ずつ名前で呼んで、判別できているみたいで、お猿への愛情を感じます。

今まで猿を間近で見たことがなかったのですが、モンキーパークでは、とても近くで猿たちの様子を観察できます。

お猿は手の指と足の指の形がそっくりで、足やしっぽを使って器用に木登りしていました。

休憩所の屋根の上にもたくさんのお猿が座ったり寝転がったり、のんびりと日向ぼっこをしています。

モンキーパークに集まっている猿たちは、日が沈むと山に帰っていくらしいので、不思議で面白いシステムだな、と感じます。

「嵐山モンキーパークいわたやま」の休憩所

モンキーパークの休憩所では、軽いスナック菓子や飲み物も買えるので、登山で疲れた方は、室内でのんびり休みながらお猿たちを眺めることもできます。

モンキーパークにちなんで、モンチッチなど猿のキャラクターのグッズやガチャポンが置いてありました。お土産にもぴったりです。

そしてモンキーパークの目玉として、柵越しにお猿たちへの餌やりを体験することができます。

柵にはエサを待っているお猿たちがずらりと並んでいます。

「嵐山モンキーパークいわたやま」の猿とのふれあい体験

お猿にあげるエサは1袋100円で、殻付きのピーナッツか、角切りのリンゴを選ぶことができます。

ちなみに、それぞれのお猿によって味の好みが違っていて、甘いものが好きな子はリンゴをよく食べるらしいですよ。

実際にお猿にエサをあげてみると、みんな次々と手を伸ばしてきて、食欲旺盛です。

餌を待っている弱そうな子にあげようとすると、ボスらしい猿が素早く取りに来るので、自然の厳しさを感じました。

お母さん猿にくっ付いている赤ちゃん猿は、餌をもらってもまだお乳を飲んでいて食べられないので、お母さん猿が代わりに食べていました。

子猿があちこちへ動き回っていて可愛いです。

奈良の鹿せんべいみたいな感じでみんな食べ飽きてないかな?と思いましたが、お猿たちはリンゴもピーナッツも、ぺろりと全部食べてくれました。

京都を一望できる「嵐山モンキーパークいわたやま」の景観

モンキーパークの一番の見どころはお猿ですが、さらにもう一つの見どころとして、京都を一望できる素晴らしい景色があります。

すぐ下を流れる桂川や、四方を囲む山々を眺めていると、登山の疲労感が癒されていきます。

展望デッキには望遠鏡が設置されているので、京都タワーなどのランドマークを探してみてくださいね。

望遠鏡とお猿の組み合わせも、とても可愛いです。

顔はめパネルや、大きいバナナのオブジェなど、フォトスポットもありますよ。

おわりに

春夏には、生まれたての子猿たちと、桜や新緑の遊山。

紅葉と日本猿、という日本らしい魅力的な光景が見られる秋。

そして冬になると、雪の中で「猿団子」になる姿が見られます。

どの季節に行っても、日本猿の姿を存分に堪能できる、「嵐山モンキーパークいわたやま」。

嵐山に観光に行く際は、ぜひともお猿たちに会いに行ってみてくださいね!

アクセス

名称    嵐山モンキーパークいわたやま
住所    〒616-0004 京都府京都市西京区嵐山中尾下町61
電話番号     075-872-0950
拝観時間  9時~16時(山頂は16時30分まで)
公式サイト http://www.monkeypark.jp/
最寄り駅  阪急『嵐山駅』から入口まで徒歩7分ほど
      嵐電『嵐山駅』から入口まで徒歩10分ほど
      JR『嵯峨嵐山駅』から入口まで徒歩15分ほど
      京都市バス・京都バス『嵐山公園』下車 徒歩5分
※専用駐車場なし。『阪急嵐山駐車場』をご利用の場合は、駐車料金の補助があります。

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