京都市西京区の「大原野ひまわり畑」は、8月ではなく9月に見頃を迎えるひまわり畑です。
秋のはじめに赤色などの珍しい品種のひまわりも見られる、贅沢な穴場スポットをご紹介します。
「大原野ひまわり畑」の概要
正式な名称は「え!?今頃ひまわり大原野」。地域の活性化のために、大原野の農家さんとボランティアの方々が協力してひまわりを育てているそうです。
スタートの平成25年度、京都市立芸術大学や桂高校と連携し、休耕田に5万6千粒の種からひまわりを咲かせ、植付時や開花時にはイベントも行いました。それから毎年、「え!?今頃ひまわり大原野」と題して、9月のひまわり畑は大変にぎわいを見せています。
なんやかんや大原野
こちらがひまわり畑の様子。畑の一区間が使われています。
規模はそこまで大きくありませんが、通常ならひまわりの時期が終わった9月に満開のひまわりを見られる、贅沢な光景です。
2020年度は残念ながら開花時期のイベントはありませんでしたが、ひまわり畑は常時開放されています。
そして有難いことに、入場料金は無料です。
入口には寄付金の箱が設置されているので、来年以降にも美しいひまわり畑が見られるように心づけをしましょう。
地面は水やりでぬかるんでいる場所があるので、スニーカーなど汚れてもいい靴を履いていってくださいね。
そして9月でも日中は暑く、近くに日よけになる場所がないので、帽子や水分補給などの熱中症対策を十分行ってください。
「大原野ひまわり畑」で見られるひまわりの紹介
「大原野ひまわり畑」では、一般的な黄色いひまわりから赤色やグラデーションを描いている珍しいひまわりまで、多品種のひまわりを見ることができます。
どのひまわりも生き生きとしていて、丁寧にお世話されていることが伝わってきます。
こちらは「バナナ」という品種。よく見かける、爽やかな黄色のひまわりです。
「ルビー」という濃い赤色の個性的なひまわり。分枝して咲くそうです。
二色咲き(ツートーンカラー)の「フロリスタン」。花びらが、先端の黄色から芯に向かって茶褐色にグラデーションを描いています。
「フレッシュオレンジ」は芯の色が薄い、小さなひまわりです。
人の少ない穴場なので、各品種の違いや特徴などをゆっくりと観察して楽しむことができました。
まだ開花していないひまわりもあったので、9月下旬にかけてまだまだ楽しむことができると思います。
「大原野ひまわり畑」へのアクセス
京都市内ですが山際の田園地帯にあるため、アクセスに時間がかかります。
また、ひまわり畑には駐車場がありませんので、公共交通機関の利用をおすすめします。
最寄り駅は阪急「洛西口」駅ですが、そこから距離があるのでバスに乗り換えます。 最寄りのバス停は「境谷センター前」。下車徒歩7分ほどで到着します。
車移動の場合、一番近くのコインパーキングは洛西高校近くの「キョウテク 洛西境谷センター駐車場」です。
ひまわり畑の近くに路駐している車もありますが、農道なので農家さんに迷惑が掛からないようにしましょう。
※GoogleMapに表示されている「大原野ひまわり畑」は、位置が少しずれているようです。
2020年9月時点では、表示の場所より一つ西側の区間(府道140号線沿いの「Bless Five Ueda」という店がある区間)にありました。
名称 大原野ひまわり畑(おおはらの ひまわりばたけ)/
「え!?今頃ひまわり大原野」
住所 〒610-1152 京都府京都市西京区大原野北春日町27−1
電話番号 075-321-0551
営業時間 9時00分~19時00分
公式サイト http://www.meatshop-hiro.com/
おわりに
9月になっても満開のひまわりを楽しむことができる、大原野のひまわり畑。いかがでしたか?
京都市内とは思えないのどかな田園風景を借景に、色々な種類のひまわりを鑑賞できます。
ここ大原野は、紅葉の美しい「大原野神社」や、いたる所に壮大な竹林のある、自然豊かな場所です。
ぜひ一度、訪れてみてくださいね。
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